個展「それはクラッカーを合図にして。」

個展のお知らせです

『それはクラッカーを合図にして。』
会期2023年5月31日ー6月11日

●個展会場
ギャラリーターンアラウンド

@galleryturnaround
仙台市青葉区大手町6−22
tel 022 398 6413

●サテライト会場
IGOONE荒井
@igoone.arai
仙台市若林区荒井東1−2
tel 022 762 5520


2年ぶりの個展となります。
今回はタナランギャラリースペースに加えて、satellite会場としてIGOONE ARAIさんでも同会期で展示をさせて頂きます。東西線が結ぶ2会場、それぞれの場と共鳴する展示となりますよう、準備しております。
ご高覧を頂けましたら幸いです。


展示に向け、ターンアラウンドさんが素敵なご紹介文を書いてくださいました。
お時間ございましたらご覧下さい◎

このたび、仙台市出身・在住の画家、樋口佳絵の個展を開催致します。
地元大学を卒業後も仙台を拠点に画家として活動を続け、近年は装画や絵本原画など”本”にまつわる作品発表の場も増えています。
主にテンペラと油彩の混合技法で描かれる子供の姿と広がる背景からは、幼少期に抱いた感覚や、続く違和感のようなものが思い起こされます。それらの曖昧な感情をぼんやりとそのままに、少し怖ろしく、時に滑稽に描き出されることで、ある瞬間を共有できることが樋口作品の魅力のひとつではないでしょうか。
本展では、パーティーなどで使用する”クラッカー”が多く描かれています。華やかな意味合いを感じますが、絵の中でそれを鳴らす子供はどこか浮かない表情です。一般的な意味づけが、現実には必ずしもそうではないという、現代社会でも度々感じるモヤモヤとした不思議な空気感や温度差。
それらを吹き飛ばすように鳴らすクラッカーの音を合図に、何かが切り替わり、それぞれが進む機会になればと思います。
また、今回はサテライト会場として、東西線で繋がる若林区荒井の「イグーネ荒井」でも装画を担当した書籍や原画の一部、ドローイング作品などを展示します。
地域交流と、地元アーティストの活動を広く知っていただく機会になれば幸いです。
ホワイトキューブとカフェ、それぞれの空間と共鳴する作品群を是非ご覧ください。

*最新の情報はHP、SNSをご覧ください

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